複合機業界が頭打ちの時代に、京セラの複合機が伸びている理由をご説明します!なぜ京セラが伸びてきているのでしょうか?
複合機業界の売り上げは、近年頭打ちです。
しかし『ペーパーレスの時代が到来した』と言われてからもう数年が経ちますが、未だに複合機の需要は変わっていない事を考えると、やはり複合機は会社にとって無くてはならないものであり続けるでしょう。
アナログなペーパーで書類を残していくのは安心ですし、データだけでは中々一般人には不安要素も多いものです。
ペーパーレスになるのは環境にも優しいですしいい事なのですが、複合機販売店として複雑な心境です。
…とまあ、そんな専門的な悩みはさて置き、複合機業界の勢力図は近年大きく変わろうとしています。
複合機業界の勢力図はどのように変わろうとしているのか?
そして京セラの複合機がなぜ伸びているのかをお伝えします。
これまでの複合機業界の勢力図
これまでの複合機業界の勢力図は大手3社と言われているゼロックス、キャノン、リコー。
この3社が複合機業界のシェアをほぼ独占していました。
もちろんこの3社は性能が良く、歴史ある複合機メーカーとして君臨していた訳です。
複合機というものが世に出て以降、その利便性ゆえに多くの企業で導入されていきました。
当時は価格競争もそこまで激しいものではなく、メーカーはしっかりと利益を確保していました。
しかし、自由競争化社会の現代。
そんなおいしい話はいつまでも続くことはありません。
やがて大手3社を脅かす後発メーカーが登場してくるようになっていくのです。
複合機の価格破壊!
バブルがはじけて様々な業界で聞かれるようになった『価格破壊』という言葉は、複合機業界にも押し寄せてきました。
これまでは本体価格や一枚あたりいくら…というカウンター料金でしっかりと利益を確保していた複合機業界にも、この価格破壊の波は押し寄せて来ました。
その価格破壊の先駆けとなったのがあの有名なメーカーであるシャープと言われています。
今でこそ経営の危機に面して有名になってしまいましたが、このシャープが複合機業界に参入して来たからこそ、今日の低価格が実現したと言えるのです。
これまでは大手3社の独占状態だったのが、この後発組のシャープの参入によって大きく勢力図を変えていく事になります。
これまでの高い本体価格と、高いカウンター料金ではなく、格段に安い料金でコピーが取れるようになったのです。
もちろんこれで性能も良ければ、即安い方に流れていくところですが、さすがにそうはいきません。
やはり大手3社の複合機の性能は高いだけあって、格段に上をいっていたのが当時の状況でした。
しかしそこから時が経ち、後発メーカーも日進月歩で進歩を遂げ、やがて低価格で高性能な複合機を実現していくのです。
近年の複合機業界の勢力図
近年は、後発メーカーが非常に高性能の複合機を世に送り出すようになりました。
もちろん低価格です。
現在では、歴史ある大手3社の複合機と後発メーカーの複合機では遜色ありません。
ほぼ同じ性能を実現し、もはや技術力の差はほとんど埋められました。
後発メーカーが必死で、大手3社に追いつこうともがいていた時代があったからこそ、今日の低価格が実現したのです。
今では逆に、大手3社がこの複合機業界の低価格競争に巻き込まれて苦戦しているのが現状だと言えます。
なぜ京セラが伸びているのか?
さていよいよ本題でなのですが、なぜ京セラが現在では伸びてきているのでしょうか?
先ほどまで述べて来たように、複合機業界は大手3社と後発メーカーの戦いである事は理解して頂けたと思います。
京セラはこの【後発組のメーカー】に分類されます。
京セラで特に特筆すべきは格段の低価格です。
京セラの圧倒的な低価格複合機の参入によって、複合機の低価格競争は今日の相場を作っています。
その主な要因は、部品の耐久性です。
京セラは元々セラミック製造の会社であり、複合機の部品製造で革新的な進歩を遂げます。
それがアモルファスシリコンという特許を取得した、複合機の心臓部にあたる部品です。
本来消耗品でありしかも高額なこの部品が、従来の複合機の数倍は長持ちする、普通の会社であればおそらく部品寿命の枚数を使い切ることは無いくらい長持ちするようになりました。
それで京セラは圧倒的な低価格を実現したのです。
しかし安いとはいえ、当初はそれ以外の細部でとても大手3社には及ばない粗末な複合機で有名でした。
安かろう悪かろうと言われていたのです。
ところが・・・
大手に並んだ京セラの複合機
クレームも多かった昔の京セラ複合機ですが、近年飛躍的に技術を向上させて来ました。
写り、性能面で大手3社に引けを取らず、しかも格安なのです。
これにより、大手3社も値段を引き下げざるを得ない状況にあります。
しかしながら元々価格ありきで複合機を販売・製造してきた大手の体質を急に変えることも難しく、競争は熾烈を極めていて、苦境に立たされているというニュースがよく報道されています。
京セラは複合機業界に参入し高額な料金体系を打ち壊し、『お客様がもっと安心してコピー機を使っていただく事』を理想として掲げて来ました。
それでも当時は低価格だけが一人歩きして、技術力が追いつかず多くのお客様にご迷惑をかけた時代もあります。
しかし、近年発売されてきた複合機は技術革新がめざましく、ようやく京セラの理想とする複合機業界が実現したのです。
現在では他社メーカーからの入れ替えが多くなり、リピーターも増えているといった状況です。
お客様目線に立った料金体系、長寿命の製品、安心できるサービス。
京セラはこれらを日々心がけ成長し、実現して来たメーカーです。
今後の見通し
低価格路線で高性能な複合機を実現して来た京セラは今後、複合機業界の中で着実にシェアを伸ばしていく事でしょう。
さらにauを子会社に持つ京セラグループですから、モバイル端末に強く、複合機業界においてもその強みが生かされています。
これからの時代、モバイル端末と複合機の連携はますます必要となってくるので、京セラはこの点でも力を入れていきます。
お問い合わせ先
株式会社レック・フィールドサービス
シャープが鴻海傘下に入り益々価格競争に、、、戦国時代に突入!!!
シャープの決算書を見ればどの分野に利あり・どんな商品に利あり、、、リアリティー・・・
利益率の高い・儲かる商品は一目・・・
探しきれなかったので・・・
複写機の部品構成・コスト:ザックリメカ部品&エレキ部品に分け点数をハーフ&ハーフとしてそのコストは70%程度がエレキ部品とした場合、鴻海の調達力で10%・・・30%C/R出来れば京セラどころの話しとチャ~~~ねんと想いますがネ!
3D・CADソフトが二束三文で売られてる國が傘下にあるし、CD一つにとっても正規に見積もる価格より遙かに安く売られてる。材料費にもならんのデン!!!
当の本人・複写機業界の方々には危機感が無し、感じた時には瀕死の重傷、センギョウメーカーは倒れるでしょう、一本足に明日はない・・・さながら・・・Bonnie and Clyde
Bonnie and Clyde ・・・かな・・・
Bonnie and Clyde
仰る通り、京セラは2552シリーズ以降大幅に品質も改善していると実感します。
もはや大手3社を導入する理由が無いですよね!